昨日、Tis邸のお引き渡しでした。1月にお会いしてから、約11ヶ月でしたが、
その間、お打合せを何度もさせて頂き、着工後は照明器具、クロスと決める事がたくさんあり、
大変だったと思いますが、無事にお引き渡しの日をむかえることが出来ました。

Tis邸は、和を重視した建物で、外部も内部も和風に仕上がっています。その雰囲気は、玄関を入ればすぐに感じることが出来ます。
床材、上框、建具は全て杉材が使用され、式台も設置されています。
リビングには、コクレンの一枚板で制作された、ダイニングテーブルが置かれ、上部にはブナ材をテープ状にしてつくられた、ペンダントライトが取付けられています。
和室部分は小上がりで、下部は、収納として使用できるように引き出しとなっています。 この引き出しにも、杉材が使用されています。

1Fトイレも和の仕上がりとなり、建具も格子状です。
2Fは1Fとは異なり、洋風の仕上がりです。トイレの手洗器とタイルは円形のもので、
色もピンクと白の、かわいらしい仕上がりとなっています。
住宅を建てることは、一生で一度の事だと思いますが、
その制作に関わらせて頂けたことをうれしく思います。