2012年11月8日木曜日

HJ Gallery 〈地中熱井戸〉

平成24年度再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業に、当社のHJ Gallery地中熱利用設備事業が採択され経済産業省の補助金を交付されることになりました。

10月末頃から、いよいよ地中熱採熱井戸の鑿井工事を始めました。

100mの井戸を鑿井する予定でしたが、57mぐらいから岩盤の破砕体にあたり、60mぐらいから、進まなくなりました。62.5m迄掘り進めましたが、57mから62.5mまでに5日程かかり、これ以上は難しいことが分かり、鑿井はこれまでということになりました。

33.5mぐらいまでに、水の層も3層ぐらいありましたが、上部の水は大腸菌が混ざっているかも分からないということで、41mあたり迄は、水が浸透しないように処理。
41.25m~57mの、良い水を汲み上げることにしました。
取水テストによると、MAX400ℓ/分ぐらいは大丈夫でした。透明で綺麗な水が湧き上がってきました。
子供の頃、自噴する井戸を使っていたので、湧き上がった綺麗な水を見たときは、感無量でした。

60ℓ/分ぐらいで、水を汲み上げ、熱利用と共に上水として使う予定です。
水質実験の結果には、まだ少し時間がかかりますが、良質の水である場合、一般の方々にも、利用してもえたらと考えております。


(文: 代表取締役社長 北条晴夫)



鑿井中の現場




ドリルの先端


 地中に埋め込まれるパイプ


鑿井完了後、現在の様子




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