10月末頃から、いよいよ地中熱採熱井戸の鑿井工事を始めました。
100mの井戸を鑿井する予定でしたが、57mぐらいから岩盤の破砕体にあたり、60mぐらいから、進まなくなりました。62.5m迄掘り進めましたが、57mから62.5mまでに5日程かかり、これ以上は難しいことが分かり、鑿井はこれまでということになりました。
33.5mぐらいまでに、水の層も3層ぐらいありましたが、上部の水は大腸菌が混ざっているかも分からないということで、41mあたり迄は、水が浸透しないように処理。
41.25m~57mの、良い水を汲み上げることにしました。
取水テストによると、MAX400ℓ/分ぐらいは大丈夫でした。透明で綺麗な水が湧き上がってきました。
子供の頃、自噴する井戸を使っていたので、湧き上がった綺麗な水を見たときは、感無量でした。
60ℓ/分ぐらいで、水を汲み上げ、熱利用と共に上水として使う予定です。
水質実験の結果には、まだ少し時間がかかりますが、良質の水である場合、一般の方々にも、利用してもえたらと考えております。
(文: 代表取締役社長 北条晴夫)
鑿井中の現場
ドリルの先端
地中に埋め込まれるパイプ
鑿井完了後、現在の様子
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